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2024-01-30

耐震性を高めながらバリアフリー化を実現。4世代が安心して集える心地よい住まいに

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緑濃い庭を備えた堂々たる日本家屋にお住まいのKさま。大切に暮らしてきた家はまだ十分暮らせる状態でしたが、「早めにバリアフリーにしておきたい」との思いから、フルリフォームを決意されました。2間続きの和室がある純和風の造りを、フローリングの洋室を中心とした、フルフラットで開放的な間取りに変更。多趣味なKさまの蔵書やコレクションが客間にまであふれていたため、十分な収納を用意。また、大和ハウスリフォームの診断の結果、現行の耐震基準を満たしていないことが判明したことから壁面を補強。同時に、断熱性も高めました。安心安全で快適な家に、「孫やひ孫がしょっちゅう遊びに来るようになりました」とお喜びいただけました。

家族構成 父+夫婦
間取り Before: 6DK+書斎 →  After: 4LDK
築年数 42年
リフォーム面積 157.00平米
工期 約2ヶ月

Before

Before: 6DK+書斎

After

After: 4LDK

以前は独立型キッチンと畳敷きの居間であった部分をつなげて、ひと続きのLDKに。採光性と開放感が高まり、4世代がゆったり過ごせる空間へと生まれ変わりました。また、通路幅を広げたことで、行き来が非常にスムーズに。構造上残した柱や梁には木目調のシートを貼り、和モダンの雰囲気に仕上げました。 

純和風の木造住宅は、現代の生活スタイルや耐震基準に合わず、断熱性の低さにも問題がありました。そこで、畳をフローリングに替えて床の段差をなくし、LDKを広く取り、椅子やベッドの生活に合った間取りに。また、壁を補強すると同時に窓を二重にするなど断熱性を高め、安全で快適に暮らせる住まいに全面変更しました。

自動洗浄機能のついたレンジフードなど、先進の設備を導入した対面式キッチン。作業性がアップしただけでなく、リビングにいる家族や庭の緑を眺めながら、快適に料理ができるようになりました。

1階には敷居も含めてあちこちに段差がたくさんあり、また、和室中心の間取りは、膝や腰に負担をかけました。そこで、家中の床をフラットなフローリングにして、椅子とベッドの生活に対応。部屋間の通路幅や、トイレ・浴室・洗面室の入り口を広げて、トイレや階段には手すりを設置。家じゅうのバリアフリー化を図りました。

音楽や写真など、様々な趣味をたしなまれるKさまには所有品がたくさん。収納場所が常に不足し、客間にまで物があふれていました。そこで、壁一面に造り付けの書棚をつくるなどして、収納スペースをたっぷり用意。分かりやすく整理・収納した結果、「欲しいものをすぐに見つけられるようになった」と喜んでいただけました。

階段の上に新たに吹抜けをつくることで、1階に明るい光を落としながら、1階の気配を2階に伝わりやすくしました。また、手すりで安全性を確保しています。

キッチン奥の壁面には、リビングから見えない位置に大きなパントリーを用意。食料品のほか、雑貨も大量に収納できるため、キッチンはいつもすっきり。壁一面のオープン棚だから、在庫が一目で見渡せ、使い勝手が抜群。家事がスムーズになりました。

2階に2つある洋室の真ん中に、どちらからでも使えるウォークスルークローゼットを用意。家族や親せきが泊まりにきたときに使う大量のふとんも、出し入れしやすくスッキリ収納。日ごろは通路を開放しているので風通しが良く、必要な時にいつでも快適に使うことができます。


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