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2024-01-30

広々リビングに、土間のある趣味室も。開放感とオリジナリティーあふれる2LDKに

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リフォーム前提で築浅の中古マンションを購入したIさま。LDKのほかに洋室2間と和室がある、夫婦と子ども2人の世帯には使いやすい間取りではありましたが、「個室よりもリビングを広く」「動線をもっとシンプルに」という希望があり、全面的な間取り変更を行いました。使わない和室は無くしてリビングを広くし、廊下はできるだけ短くまっすぐに。家族でゆったり過ごせる広く開放的なリビングと、自転車やスノーボードの手入れができる土間付きの趣味室も確保。Iさまご家族が自分たちらしく暮らせるオリジナルな住まいへと大きく変わりました

家族構成 夫婦+子ども2人
間取り Before: 3LDK →  After: 2LDK
築年数 12年
リフォーム面積 61.00平米
工期 1ヶ月

Before

3LDK

After

2LDK

以前のキッチンは、LDとの間に天井までの高さがあるカップボードがあり、閉鎖的な印象を与えていた。そこで、カップボードを撤去してアイランドカウンターを設置。リビングから空間がつながることで、より広々とした印象となり、以前からあったすき間収納は、棚の幅を少し広げて手持ちのミキサーが収まるように調整。壁面にはモザイクタイルをあしらい、空間のアクセントになりました。

「寝るためだけの部屋はいらない」と割り切り、和室を無くしてLDKと一体化。家族でくつろげる大空間をつくると同時に、希望通り、「玄関からすぐにリビングに入れるシンプルな動線」を実現。壁の一部には吉野杉を貼り、ナチュラルな風合いをプラス。ワイドサッシは全面を二重窓にすることで、冬は窓際の冷気が気にならず、夏はエアコンがほぼ不要の、健康的で気持ちのよい空間となりました。

玄関横の洋室は、玄関ホールの土間をそのまま続けて、土間のある趣味室へと変身させました。タイル貼りの土間では、夫婦の趣味である自転車やスノーボードの手入れができ、アウトドアグッズを片づけるのにも便利。「ずっと土間が欲しいと思っていたのですが、実際こんなに便利だとは思いませんでした」と語るIさま。

以前は壁面に、床から天井までの収納がずらりと並んでいて、通路を狭くすると同時に、かなりの圧迫感を与えていた。そこに収納したいものも特になかったIさまは、思い切ってすべて撤去。土間の部分をできるだけ大きくとって、自転車なども並べられるようにしました。また、右手には洋室につながる引き戸を設け、土間でつなげて直接行き来できるようにしています。

玄関からリビングはパブリックスペースだが、リビングから出てトイレ、洋室、趣味室、玄関へとつながる廊下は完全なプライベートスペースに。コストを抑えるために、ここの床材は既存のものをそのまま使用。また、この廊下をつくることで、玄関からリビング、趣味室から再び玄関へぐるりと回遊できるようになり、動線がスムーズになりました。

マンションは風が通りにくい、と不満に思っていたIさま。そこで、廊下を直線にし、さらに、リビングとの間の引き戸をルーバー付きのタイプにすることでプライバシーを保ちながら、風通しに配慮。趣味室につながる側の廊下にも風が抜けるので、南北両側の窓を開ければ、爽やかな空気を取り込むことができるようになりました。


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